つくばの魅力発見ツアーで移住について考える

こんにちは。みきふぉいです。

お子さんがいるマンションでは共通の悩みだと思われる階下への騒音。もちろん、子どもの足音だけじゃなく、リモコンなどをうっかり落としてしまったりしたときも「響いちゃったかな」と心配になります。子どもにしても、本来ならば怒られる必要のない部分で「静かにして」と言われることもあり、ストレスに感じることもあるでしょう。

実際、我が家も階下の方から、「気になるので、少し気を付けてくださいね」と注意を頂いてから、コルクマットを敷いたり、厚いラグを敷いたり、子どもにスリッパを履かせたりと対策をしているものの、やはり騒音として気になるレベルは人それぞれという部分もあって、こちらは気にしても気にしてもきりがなく気になるし…

何とかうまく生活できればと考えていた時に、タイトルのとおり「つくば魅力発見ツアー」なるものを発見し、応募してみました。

つくば市がサンケイツアーズと連携して募集をしていた企画で、つくば市の観光スポットに立ち寄りつつ、現在、開発されているつくばエクスプレス(TX)の駅周辺の住宅地を見て回るというツアー。

私自身は、一戸建てには興味がないのですが、住み方や暮らし方の参考になるかもしれないと思い、子どもと2人で参加してみました。

当日は、秋葉原駅に集合し、TXに乗車しつくば駅で下車。そこからバスで「地図と測量の科学館」に行ってきました。今までそんな施設があることも知らなかったので、確かに新たな魅力発見!という感じです。

3Dメガネを手に、フロアに書いてある日本地図で海溝の深さや山脈の高さを体感できる展示や地図記号のクイズ、2Fではパソコンで都道府県の名産品などのクイズができたり、測量に使われた道具などを展示していたり、大人も十分楽しめる施設になっていました。

一方、まだ3歳にならない子どもにとっては少し展示の内容は難しかった様子。そりゃあ、そうか。でも、屋外展示の日本列島球体模型に登ったり、測量用航空機「くにかぜ」に近づいて遊ぶのは楽しんでいました。

お土産には、地図のメモ帳と膨らませると地球になる紙風船を買いました。紙風船やメモ帳は甥っ子、姪っ子にもプレゼントする予定です。

ランチは、家族行事で重宝されそうなちょっと良い料理屋さんといった雰囲気のところで頂きました。お子さん連れで参加されていた方が多かったこともあり、子どもたちが少しくらい落ち着きがなくてもゆっくりできる感じでありがたかったです。

その後、道の駅に立ち寄って、地元の農産品を購入した後に、TX近隣の住宅街をバスで見て回りました。つくばエリアの比較的新しい受託外は無電柱化を推進しているということで、外観がとてもスッキリしています。大きな公園が住宅街の近くにあったり、今後、小学校の新設も予定されているとのことで、子育てにたくさんメリットがありそうです。子供が少し大きくなってきてからも、筑波大学生に家庭教師してもらえたりしそうですしね。

ただ、私としては家族でつくばに移住するという絵がこの時点では想像できませんでした。ゼロベースで考えていけば、もちろん選択肢には入るのだと思いますが、現状の通勤時間との比較をしてしまうといくらTXが便利だとしても、すぐには納得できないところ。こどもの体調不良の連絡を受けてから、仕事の段取りをつけて迎えに行こうと思ったら、最短でも2時間以上かかってしまいそうです…

その意味では、職住近接が良いですね。逆に働く場所の制約がなくなってしまえば、つくばへの移住はあり得るのかなと思います。基本的な移動手段は車になるのかなと思いますが、つくばくらい道路が広ければ、生活圏内は自転車でも十分足りうるかなという印象。だとしても、私の場合は一戸建てではなくマンションになるかなと思います。

TX沿線の駅前にも大型マンションがたくさん建設されていて、ショッピングモール併設というところもあるようでした。そうすると、駅で生活が完結するので、便利ですよね。ま、そうゆう人気のあるところはお高いのですけれど…

帰りのTXに揺られながら、いったいどういったところで生活していきたいのかなと考えるようになりました。私自身は、人生のほとんどを東京で過ごしています。それ以外に、1年くらい滞在したところはアイルランドと香港。

旅行で訪れたところは数あれど、移住よ想定した生活をしたことがないので、感覚的に生きていけるかなと思っているのはセブ(フィリピン)とマレーシア。

ただ、仕事がうまく見つかるのかどうかという別の疑問があります。いずれにしても、自分がどういったところで暮らしたいと思っているのか、子どもを育てたいと思っているのか見つめるいい機会になりました。

なかなかTX自体も乗る機会がないので、子どもにとっても新鮮な体験になったことを期待しつつ、まだまだ日本国内には知られざる魅力がたくさんあるんだなと実感した一日でした。