人間には3つの脳がある 頭、胸、そして腸!

こんにちは、みきふぉいです。

遅ればせながら、ティール組織を読み始めたのですが、 冒頭から驚いたことがありました。

本書とは直接関係はないのですが、 いつか子どもに伝えるために書いておこうと思います。

 

それは、人間には3つの脳があるということ。

1つは良く脳科学などでも言われているとおりの頭にある脳みそ。

残り2つは、頭にある脳は比較的小さいものの、完全に自立的な組織として胸と腸の中にあるそうです。

 

なるほど、肥満や体調不良の原因として腸内環境の改善や腸活が話題になる だけあって、自律的な神経システムとして脳みそのように機能しているとは 妙に納得感がありました。

腸脳相関という言葉もあり、腸に病原体が増えると脳で不安感が増すという報告があったり、逆に脳がストレスを感じると腸に刺激を伝えておなかが痛くなるなど、密接な関連があるそうです。

ヤクルト中央研究所のホームページに拠れば、腸内環境の改善、すなわち、腸に常在する細菌も脳の機能に影響を及ぼすという研究も注目されており、「脳-腸-微生物相関」という言葉も提唱されているとのこと。

 

一方、胸にも脳があるってことは、学生時代に脳神経科学で扱った 「心脳問題」ってなんだったのという気分にもなりますが、インターネットでは、第3の脳は「皮膚」という情報が多いです。

 

いずれにしても、ティール組織と同様に人間の体を1とっても、 脳という1つの臓器がすべての感覚や器官を司って指令を出しているわけではなく、 他の器官と分散して生命維持を果たしているのだと理解できる導入でした。