保育園見学のポイントをおさらいと集団保育の素晴らしさ

こんにちは、みきふぉいです。

保育園の入園通知が届く時期になりました。
私も2年前から保育園に子どもを預けるようになりましたが、やはり周りでは、なかなか預けられる保育園がないという話も聞きます。

待機児童問題は相変わらず、遅々として進みませんが、2019年10月からは、3歳以降の幼児教育が原則無償化するなど保育を取り巻く環境も確実に変化しています。

保育の受け皿が拡大する中で、保育の「質」も問われているので、私が保育園に通わせていて大事だと考える保育園見学の6大ポイントをおさらいしてみましょう。

育休復帰に向けて、子どもの成長について不安になっているママやどんな保育園を選べばいいのか迷っているママの参考になれば幸いです。

1.いつでも保育園見学をさせてくれるか

まず、第一に保育室が見学できることが大前提です。
子どもが長時間過ごす部屋になりますので、居心地がいいか確認してあげてください。
認可保育園や認証保育園は、自治体のお墨付きを得る段階で、テクニカルな確認項目は、基本的に満たしていると考えられます。
※例えば、2歳以上の保育室を児童1人あたり1.98㎡と定めています。

認可外などの場合は、調理室の有無など認可園との違いの部分に注目して確認・質問すると整理しやすいです。

また、有資格者である保育士の人数などは、多くの場合、ホームページで公開されていると思いますが、こちらも認可園の基準がありますので、念のため、確認することも大切です。

もし、基準に満たない場合でも、どれくらい年数の経験を持つ人が何人いるのか、朝・夕など忙しい時間にパートのような形でサポートに入ってくれる人はいるのかなども合わせて確認して、預けたいと思える施設かチェックしてみましょう。

当たり前のようですが、保育室の中も、廊下なども含めて、きちんと清潔を保たれているかもチェックポイントになります。

保育園見学の際だけでなく、通い始めてからも、繁忙期は難しいとしても、いつでも保育園見学に応じてくれる保育園かどうか、というのもポイントです。

2.ネンネの見守り体勢はできているか

悲しいですが、保育中の死亡事故は年に数件起きています。
確認できる数値で、平成29年(2017年)は、8件起きたということです。
統計では、死亡事故の中でも、午睡中に起きたものが多いため、保育施設側も、その対策をしっかりと行っているか確認することをお勧めします。

特に0歳時の時は、お昼寝の時間が子供によってバラつきがあったり、夕方お迎えが来るまで一眠りということもあると思います。
その時に、ベッドの部屋に誰か先生がいることになっているのか、あるいは、ベビーセンサーなどで常に異常を感知できるようになっているのか、最低限の確認をして、子どもを預けたいと思います。

3.給食の献立や食事のサンプルがみられるか

私が、とてもありがたいと思っているのは、保育園での食事です。
栄養を考えて、調理師さんが手作りしてくれる給食を全部食べてくれたと連絡帳に書いてある時にはとっても嬉しくなります。

月初にその月の献立ももらえますし、当日の給食のサンプルが掲示してあるので、帰りに子どもと「今日カレーだったんだね」という話をしたり、何がおいしかった、何が好きだったということを話すことができます。

給食が大好きで、野菜などもしっかり食べてくれているからこそ、夜ご飯は少しくらい好きなものを多く食べても、好き嫌いがあっても、大丈夫かなと保育園に甘えてしまっています。

もちろん、家でもバランスよく食べてくれるのが一番ですが、保育園の先生の食べさせ方なんかも参考にして「(好きな食べ物と)順番だよ~」とお野菜にもトライできたり、「保育園では食べられたよね!」と励ましながら食事をすることができ、とても助かっています。

4.職員の入れ替わりが激しくないか

職員の入れ替わりについては、ホームページなどには書かれていない情報だと思うので、保育園見学に行ったときに確認してみることをお勧めします。

もしも、近隣のママと情報交換できる場があれば、そういったところで情報を入手するのも一つの方法です。

0~2歳くらいの時期は、知っている先生と知らない先生ではまったく懐き方が違います。
息子が通っている保育園では、0歳クラスの担任の先生が2人、1歳クラスの担任の先生に引き継いでいただいて、すんなり新しいクラスをスタートさせていました。

それ以外でも、あまり職員の入れ替わりが多い保育園は、先生方の労働環境が良くないとかなにか要因があるかもしれません。

保育園で気持ち良く過ごすためには、先生がハッピーで笑顔で働いていることが大事です。
家庭で子どもが幸せに過ごすためには、ママがハッピーでいることと同じですね。
それくらい子どもに大きな影響を及ぼすことだと思います。

疲れ切っている先生がいないか、笑顔で挨拶してくれるかなど基本的なことですが、保育園見学の時にぜひ、先生の様子も見学してみてください。

5.おもちゃがあまりにも古いものばかりでないか

保育園で子どもたちが実際に使って遊ぶことになる遊具やおもちゃを中心に、あまりにも古いものがありそうだったら、どれくらいで入れ替えているのか聞いてみても良いかもしれません。

木のおもちゃは長年持ちますが、やはり、多くの子どもが触れるものなので、
色が褪せてきたり、劣化してくると思います。
おもちゃなどを大事に扱うことも覚えることも大事ですが、あまりに古そうなものばかりの場合は、予算など資金繰りの観点でも心配です。

6.連絡帳に具体的なことが書かれているか

保育園での子どもの様子は連絡帳のやり取りで把握することになります。
「今日も元気でした」と一言書いてあるだけでは、不安になりますよね。
連絡帳を電子化している園もあると思いますし、どのような内容をやり取りするのか、聞いてみましょう。

朝夕の送迎時に、担任の先生と顔を合わせる時間があればその日の様子を話したりすることもありますが、他のママとお迎えのタイミングがかぶることもありますし、夕方は、集団保育になって、担任の先生以外と子どもの受け渡しをする園もあります。

息子が通っている園では、子どもが気に入っていた遊びや靴を自分で履けるようになったことなど、新しくできるようになったこと、今、保育園で挑戦していることや夢中になっている遊びなどについて書いてくれています。

今では、給食を完食できるようになりましたが、2歳になるころまで偏食がひどかったので、食事の様子も細かく書いてもらっていました。

連絡帳を通じて、日々の子どもの様子を知ることができるのは、親としても安心できますので、ぜひ保育園見学の時に聞いてみてください。

 

◆集団保育で、涙腺がゆるむ

息子が通っている保育園では、朝夕の児童が少ない時間帯は、0歳時を除いて
集団保育をしています。
限られた時間ではありますが、いつもとは違う保育室で、見たことのないおもちゃに触れたり、お兄ちゃん、お姉ちゃんと過ごす時間は息子にとっても刺激になっているようです。

最年長の5歳クラスのお兄ちゃんたちは、先生に代わって息子の様子をよく見てくれていて、朝、ママと別れたくなくて泣いている息子に「昨日遊んでたおもちゃだよ」と持ってきてくれたり、少し泣き止むと手を引いて、一緒に行こうと促してくれたり、私にとっても大助かりで、お兄ちゃんたちの優しさに私が泣きそうになります。

私が保育園を出た後、時間になるとそれぞれの保育室に移動する時にも、5歳のお兄ちゃんが息子の手を引いて、クラスに連れて行ってくれるそうです。

また、子どものクラスが園の外にお散歩に行くときには、園庭で遊んでいる5歳クラスのお兄ちゃんから、「いってらっしゃい」と声をかけてもらったりして、ニコニコしているそうです。
きょうだいがいれば当たり前なのかもしれませんが、そのような触れ合いを保育園で体験できて、本当に良かったと思います。

安全な保育施設を自分の目で見て確認して、安心して職場復帰できるママが増えますよう。