一日一新:十二人の死にたい子どもたち(マンガ)を読みました

こんにちは、みきふぉいです。

平日の生活が、仕事と家の往復になりがちで、何となく味気ないので、毎日、いつもとは違ったことや新しくはじめたこと、初めての経験などを一日一新として記録していきたいと思います。 1年後、365個の新たな経験を見るのが楽しみです。 

2019年1月25日に公開予定の映画「十二人の死にたい子どもたち」のマンガを読みました。

お風呂に入っているときに、電子書籍でマンガを読むのが至福でして、仕事でちょっと疲れていて、眠くなりながらも、ストーリーの面白さに引き込まれ、全3巻、あっという間に読み切ってしまいました。

マンガでミステリーを読むと、自分の理解が追いつかないうちにキャラクターが ドンドン推理を深めていって、ちょっと混乱することもありますが、それくらい疾走感があって、良かったです。

読了後も後味もすっきりしていて、何やら不気味な雰囲気は、すっかり解消しました。

十二人の子どもたちが集まった当初は、お互いの動機についても疑心暗鬼で本当に死にたいのか?と探り合うような雰囲気から、自分が死にたいと思った背景を開示していく中で、お互いを否定せず、死にたいと思っている意志を尊重して話し合いを進めていく様子が描かれていました。

個別の事情を勘案しても、全員が納得できる「死にたい理由」をすべての子どもたちが 抱えているわけではないですが、「死にたい」という極論だからこそ、本人たちにはのっぴきならない状況やさまざまな考え方があります。

実際に世の中を見渡すと、極論でなくても、考え方の違う個人の意思を受け止めて、コンセンサスを形成していくという過程を経て、解決していくという状況が とても分かりやすい形で提示されているストーリーだと感じました。

「十二人の死にたい子どもたち」は映画で見ると役者さんの演技でまた違った心情背景も読み取れるかもしれないので、AmazonPrimeで公開されるときにはチェックしたいなと思います。