一日一新:私がクマにキレた理由(わけ)を見ました

こんにちは、みきふぉいです。

平日の生活が、仕事と家の往復になりがちで、何となく味気ないので、毎日、いつもとは違ったことや新しくはじめたこと、初めての経験などを一日一新として記録していきたいと思います。 1年後、365個の新たな経験を見るのが楽しみです。 

Amazon Prime Videoでスカーレット・ヨハンソンが主演の「私がクマにキレた理由(わけ)」を鑑賞しました。

移動中に見ていたので、たびたび中断しながら見たのですが、最後まで楽しめました。

劇中のアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、大学のマイナーで人類学を専攻している設定なのですが、私も学部で人類学を学んでいたので、観察が興味深かったです。

一癖ある上流家庭でのナニーの経験をする中で、自分の生き方を模索するアニーを見届けると、最後にはタイトルがしっかり腑に落ちる作りになっています。

 

私が留学をしていた香港では、共働き家庭にはナニーが居るのがわりと普通だったので、日本で出産した直後は、香港で子育てしたいと思ったこともありましたが、この映画を見て、少し考えが変わりました。

自分が一番大切にしないといけないものは何か、どのようにしたら自分と一番大切なものを守っていけるのか、その答えは人によってそれぞれ違うかも知れませんが、少なくとも、劇中アニーとそれを見た私は、お金ではないと結論づけました。

一方で、アニーのお母さんの気持ちのように、子どもにはお金の苦労をさせたくないし、良い教育を受けて自分の人生を自分らしく歩んでほしいという想いにも共感し、お金はあるに越したことはないと思う気持ちも否めませんが…

 

アニーを中心に、雇い主であるミセスXと面倒を見るグレイヤーとの関係、ナニー仲間のコミュニティ、親友との絆や母娘関係、そして新たな彼との恋愛観など、キュートで少し切なさもある再生のストーリーでした。

毎日の生活で少しずつ、自分と家族の幸福度を高められるように、楽しく気持ちよく過ごしていきたいなと思える映画でした。